弊社の製品情報をご紹介いたします。
ココナッツピートは,ヤシ殻を原料とした100%天然有機の土壌改良資材です.その特徴は、有機物特有の土壌改良効果、コスト低減が図れる、pHの調整不要、環境に優しいなどあります。
特徴 | 説明 |
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有機物特有の土壌改良効果 | 保水容量が乾燥重量の8~9倍と高く,さらに通気性・透水性にも優れています.そのため,団粒構造が発達し,固相,液相,気相のバランスが改善されます。 |
コスト低減が図れる | ピートモスが約1年で更新するのに対し,ココナッツピートは3~4年の耐久性があり,毎年更新する必要がないため,コスト低減が図れます。 |
pHの調整不要 | ピートモスのpHは3.5~5.5で,矯正する必要がありますが,ココナッツピートは5.5~5.8でpHを矯正する必要はありません。 |
環境に優しい | ヤシ殻を原料とした100%天然有機資材なので,環境を汚染する心配はありません。 |
現在数多くの有機液肥が販売されておりますが,当社が鰹エキスに注目致しましたのは,作物の成長・成熟を促進する効果が認められているアミノ酸が多く含まれていることからです.鰹の煮汁を蛋白質分解酵素で分解し,アミノ酸を増強させ,液肥を抽出し,これを有機原料として鰹エキスの有機入り液肥を開発しました。
木酢液とは,木材を熱分解したときに生成する水溶性成分です。 木材を加熱すると分解します。これを熱分解といいますが,炭化ともいいます.このとき,空気中で加熱すると燃焼して灰になりますが,密閉した容器または空気が少ないところで加熱すると,もくもくと煙が出て炭が残ります。この煙を冷やすと気体が液体になりこの液体を容器にとり静かに放置すると,液体は三層に分かれます。上層には精油と黒色の油状の成分が浮き,中層は黄褐色の水溶液,下層にはねっとりとしたタール状の成分が沈殿します。中層の液が木酢液です。
蒸留することにより有用微生物の増殖,肥料の効果促進などの効果があります。この木酢液を蒸留することにより,作物・土壌によりよく吸収されやすい状態に,また品質の安定を図りました。
21世紀の農産物栽培における蒸留木酢液の役割
現在農産物栽培における消費者のニーズが環境にやさしく,健康に良い,安心できる品質が求められている中で,有機栽培への関心が高まっています.農薬をできるだけ減らし安全な作物を作る時代を迎えました.蒸留木酢液をの役割として,土の環境を改善し,作物の活力を高め,肥料の効力を促進し環境にやさしく,人にやさしい資材です.
使用効果 | 木酢液は様々な成分を含んでおり,その種類は150~200種類程度と言われています.そのため,使用方法により様々な効果が期待できます.ここではその中でも,代表的なものを紹介致します。 |
植物成長促進効果 | 木酢液には多くの成分が含まれており,それらが多様な働きをさせます.植物成長促進効果は木酢液の働きの一例で希釈した木酢液は,植物の発芽及び成長を促進します.(使用例.200~500倍希釈したものを土壌散布) |
微生物の活性効果 | 木酢液は,高濃度で土壌に散布すると,微生物の繁殖を抑えますが,逆に低濃度では,ある種の微生物の繁殖を促します.特に木酢液中のカルボニル成分がセルロース分解酵素の生産力と酵素活性を高める働きを持っていることが知られており,堆肥の熟成促進効果が期待できます.(使用例.堆肥作り,生ゴミ処理に300~500倍に希釈して散布) |
消臭剤として | 木酢液は動物臭・し尿臭・畜舎・鶏舎など動物に起因する悪臭を防除する性能があります.木酢液中に含まれる有機酸はアンモニア臭を中和により消去し,木酢液の燻臭成分は悪臭にマスキング効果があります.また,木酢液を動物の飼料・エサに混入することで,糞の悪臭が減少し,家畜の健康促進,鶏卵の受精率向上,卵形指数の向上などの効果があります. |